結論は「給料日の翌営業日(または翌々営業日)」です。 入金直後で残高不足の買付エラーを避けやすく、無理なく続けられます。月初・月末・毎日/毎週の違いや、「同じ日にみんなが買うと相場は動くのか?」といった不安も、このページでわかりやすく解説します。
結論:給料日の翌営業日(または翌々営業日)がおすすめ
- 入金直後で口座残高が不足しにくい(買い付け失敗を防げます)
- 翌営業日が難しければ翌々営業日でもOK(入金のズレに強い)
- 金額は無理なく続けられる額で。止めない仕組みがいちばん大事です
迷ったら給料日の翌営業日に固定しよう。これが続くコツ。
了解!翌営業日にセットして、コツコツ続ける〜。
積立日のしくみ
- 指定日が土日祝なら → 自動で翌営業日にスライド
- 約定のタイミング → 多くの投資信託は「その日の基準価額(終値ベース)」で約定
- 31日を選んだ場合 → 31日のない月は前倒し/翌営業日に自動調整
- クレカ積立 → 買付日(約定日)とカード請求日は別物。両方のスケジュールを確認
よくある候補のメリット/デメリット
1) 給料日の翌営業日(推奨)
- メリット:残高不足になりにくい/生活リズムに合わせやすい
- デメリット:給料日の変動がある職場は翌々営業日にしておくと安定
2) 月初(1〜5日)
- メリット:習慣化しやすい、家計の「始まり」に合わせやすい
- デメリット:年始や大型連休で休業日が重なりやすい
3) 月末(25日〜末)
- メリット:家計の締め後に調整しやすい
- デメリット:家賃・カード請求・税金など固定費が集中→残高不足リスク
4) 毎週/毎日
- メリット:時間分散がさらに効きやすい/約定日の偏りを平準化
- デメリット:通知や明細が増える/対応していない証券会社もあり
「みんな同じ日に買うと相場が上がる?」への答え
つみたてNISAの投資信託は、注文を受付けて1日1回の基準価額で約定します。
また運用側(ファンド)は現金も持ち、資金の出入りを見ながら数日に分けて売買します。
特定の1日にドンと買わないので、価格への影響をならせます。
さらに、インデックス投信は数百〜数千銘柄に分散され、海外資産は現地の終値で計算されるため、日本で同じ日に買っても場中の値段に直結しにくいのが実情です。
- バッチ処理+基準価額方式で、日中の値動きに直結しない
- ファンドはキャッシュや複数日に分けた売買で平準化
- インデックス投信は広く分散→個別銘柄への圧力は小さい
- 海外資産は時差があり、日本の“買付日”と現地の売買は別タイミング
クレカ積立の注意点
- 買付日と請求日は別
毎月の買付日(約定日)は証券会社のスケジュール、カード請求日はカード会社のスケジュールです。混同すると「請求が来ない/来たのに買えていない」などの勘違いが起きます。 - 名義と限度額
口座名義=カード名義が同一であることが基本。家族カード不可のケースもあります。さらに、カードの与信枠を他利用とシェアするため、枠不足で決済失敗が起きないようにご注意ください。 - ポイント付与の条件
対象商品・付与率・月額上限は証券会社ごとに異なります。つみたてNISA対象でも、ポイント対象外の銘柄や上限がある場合があります。 - カード更新・再発行時
有効期限切れ・再発行のタイミングで積立が止まることがあります。新カードの登録更新を忘れずに。 - 本数の増やし過ぎに注意
ポイント目当てで銘柄を増やすと管理が難しくなり、積立停止の原因になります。主力は1〜2本が目安です。
まずは買付日と請求日は別、ここだけは忘れないでね。
了解です!ポイント上限もチェックしておきます。
積立日の決め方(3ステップ)
- 給料日の翌営業日に設定(変動が多い場合は翌々営業日)
- 月1万〜3万円など無理のない額 → 慣れたら+5,000円ずつ増額
- 自動入金や引落口座の残高キープで買い付け失敗0を目指す
設定後のチェックリスト
☐ 口座区分がNISAになっている(特定口座で買っていない)
☐ 積立日は給料日の翌営業日(または翌々営業日)
☐ 引落口座の残高に常に余裕がある(自動入金 or 予備資金)
☐ 主力ファンドは1〜2本、信託報酬0.2%以下目安
☐ 自動積立は止めない(相場に合わせた頻繁な増減は避ける)
よくある質問
Q. ボーナス月だけ増額したいです。
A. 可能です。いつもの積立設定に臨時の増額を上乗せし、翌月に元へ戻せます。
Q. 31日に設定して大丈夫?
A. 31日のない月は自動でずれます。安定重視なら10〜15日など毎月ある日付も選択肢です。
Q. 積立日を途中で変えても問題ない?
A. 変更自体は問題ありません。残高不足が起きにくい日に寄せるのが目的なら、変更は有効です。
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