忙しい社会人のための時間管理術|毎日をもっとラクにする実践法

ぷくぷくぽん 生活術

毎日が仕事や家事に追われ、「時間が足りない」と感じていませんか?
この記事では、忙しい社会人が無理なく取り入れられる時間管理のコツを紹介します。
小さな工夫でも、年間で数十時間の余裕が生まれることもあります。

忙しい会社員にとっての「時間の悩み」

社会人が抱える「時間が足りない」という悩みには、いくつか共通する背景があります。
まず大きいのは通勤時間です。総務省の調査によると、日本の平均通勤時間は片道40分ほど。
往復にすると1日で1時間半近くを移動だけに費やしている計算になり、これが年間では数百時間にのぼります。

さらに、定時で帰れる人ばかりではありません。
残業が常態化している職場では、帰宅してからの自由時間がほとんど残らず、やりたいことを後回しにせざるを得なくなります。
そこに家事や育児が加われば、睡眠時間まで削られてしまう人も少なくありません。

加えて、せっかくできたわずかな空き時間も油断するとすぐに消えてしまいます。
SNSやYouTubeのショート動画は気分転換には便利ですが、見始めると止まらなくなり気づけば30分以上があっという間に過ぎてしまうこともあります。

そして多忙な生活の中で最も犠牲にされやすいのが睡眠です。
厚労省の調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間を下回っており、慢性的な寝不足は翌日の集中力や効率を下げ、また新しい時間のロスを生むという悪循環につながっています。


社会人になってから、毎日仕事で終わっちゃって自分の時間がないんです…

僕も昔はそうだったよ。でも工夫次第で時間はちゃんと作れるんだ。


なぜ時間が足りなくなるのか?

時間が不足する原因は大きく3つに分けられます。

  1. 優先順位を決めていない
  2. 無意識の時間ロス(SNS・動画視聴など)
  3. 家事や雑務の効率が低い

総務省の調査によると、日本人の平均自由時間は平日で 約2時間程度。仕事や通勤に大きな時間を使っているのが実態です。


通勤時間って無駄だと思ってたけど、積み重ねれば大きな時間になりますね!

そう!スマホで動画を見るのも楽しいけど、読書や学びに変えれば将来の自分の資産になるんだ。


時間管理の基本ステップ

1. 目的を決める

  • 例:資格勉強に週3時間あてたい
  • 例:家族と過ごす時間を1日30分増やしたい

ゴールが決まると、優先順位が整理しやすくなります。

2. 無駄時間を「見える化」する

  • 1週間スマホのスクリーンタイムを記録
  • 通勤時間の過ごし方をチェック

実際に調べると、1日30分以上SNSを眺めている人も多いです。

3. 行動を置き換える

  • 朝30分早起きする
  • 通勤時間に読書やリスニングをする
  • 週末に作り置きして平日の家事を減らす

朝30分の積み重ねは、年間で約180時間。これだけで新しい趣味や学びに使える時間が確保できます。


仕事と家事で一日が終わってしまって、勉強する時間がないんだよね…

朝30分を活用するのがおすすめだよ。1年で180時間も差がつくんだ。


社会人が実践しやすい工夫

  • タスクを3つに絞る
    今日やることを重要度の高い3つに限定して書き出すと、頭の中の迷いが減り、やるべきことに集中できます。あれもこれもと抱え込むと結局どれも進まないので、あえて絞り込むのが効果的です。
  • 家事を時短化する
    食洗機やロボット掃除機といった家電を導入するだけで、1日30分前後の節約になるケースもあります。また、週末にまとめて作り置きをしておけば、平日の調理や後片付けにかかる時間をぐっと減らせます。小さな投資が長期的に大きな時間を生み出すのです。
  • 予定に余白を入れる
    ぎっしりスケジュールを詰め込むと、少しの遅れやトラブルで全体が崩れてしまいます。移動や準備の時間を含めて、必ず「バッファ」を確保しておくと安心です。その余白があるからこそ、想定外の用事や急な仕事が入っても慌てず対応できます。

判断テンプレート:時間の使い方3チェック

時間の使い道に迷ったときは、まず30秒だけ立ち止まって次の3つで判断してみましょう。

  • それは自分の目的につながる?
    →90日・今週・今日の目標に関係するか
  • 他の人に任せられる?
    →人・道具・自動化で代替できないか
  • 今すぐでなくてもいい?
    →予定に入れて後回しでも成果が変わらないか

2つ以上「いいえ」なら、その時間は見直し候補です。
いったん中止して予定に入れ直すか、目的に直結する作業を5分だけ始めるのがおすすめ。


私の時間管理改善(SNSを減らした話)

ある休みの日、朝に目が覚めてそのままベッドで何気なくYouTubeを開いたのが始まりでした。
気軽に見れて目につきやすくついつい開いてしまうショート動画、気づけば2時間以上が経過。
朝ごはんも食べずに貴重な休みが失われて悲しい気持ちに。

YouTubeショート、1本は30秒程度と短いのに次々と関連動画が流れてきて、終わりが見えません。
まるでスナック菓子のように「あと1本だけ」と手を伸ばしてしまう。
気が付くと大事な休日が、寝る時間を削りまさに時間を浪費していました。

このままではまずいと思い、まずはアプリを削除しました。代わりに見たい動画はPCやブラウザから検索して視聴。
すると、ショート動画の誘惑に触れる機会が一気に減り、「目的の動画だけを見て終わる」習慣がつきました。

次に取り入れたのはスクリーンタイムの制限です。
スマホでYouTubeとInstagramを合わせて「1日15分」に設定したところ、最初は物足りなさを感じたものの、慣れると意外と困りません。
むしろ「限られた時間だからこそ、本当に見たい動画だけを選ぶ」ようになり、ダラダラ視聴は自然と消えました。

結果、1日あたり30分以上の自由時間を取り戻せています。
月に換算すれば15時間、年間では約180時間。資格勉強やブログ執筆にあてると、少しずつ積み上げが形になってきました。
SNSを減らすことは、私にとって「時間を増やす最大の投資」になったのです。

ショートが止まらなくなる“ざっくりメカニズム”

  • 変動報酬(ガチャ効果):当たり(面白い動画)がいつ出るかわからない→もう1本、もう1本…となる
  • 無限スクロール+自動再生:区切りがないので終了の合図が来ない
  • 社会的証明:高い再生数・「いいね」で“今のを逃すと損”と感じる
  • 高速コンテンツ切替:脳は次の刺激を求め、意志力が削られる

私がやったこと(実践手順)

  1. 通知を全オフ+ホーム画面からアイコン退避
    トリガー(バッジ・音)を消して“つい開く”回数を減らす。
  2. グレースケール化(夜だけ)
    画面を白黒に。刺激が弱まり、惰性視聴が減る。
  3. 代替行動リストを用意
    見たくなったら“5分ストレッチ/散歩/本の1章を読む/ポッドキャスト1本”。“手持ち無沙汰”の穴埋めを先に決めておく。
  4. 寝る1時間前は機内モード
    就寝直前のショート封じで睡眠の質も改善。
  5. 家族・同僚と宣言
    「平日は見ない」を公言すると、破りにくくなる。
  6. ショート動画は時間の浪費と意識する
    この意識が一番大きかったです。

まとめ

時間は“見つける”ものではなく、“つくる”もの。
通勤・残業・家事・SNSに流されがちな毎日でも、目的に沿って選ぶ→任せる→先送りせず予定化するの3ステップで、少しずつ可処分時間は増やせます。
まずは朝の30分を取り戻すだけで、年間で約180時間
これは資格学習や副業、家族時間に置き換えられる大きな差です。

今日からの行動はシンプルに3つだけ。
(1) スマホ通知を全オフにして、SNSは1日15分まで。
(2) 今日の「重要3つ」を紙に書き、5分だけ着手する。
(3) 15分以上かかる繰り返し作業を1つだけ任せる/自動化する。
この3つを7日間続け、スクリーンタイムとカレンダーに◎×を付けてみてください。
数字が変われば、習慣は変わります。

次に読むなら、目的づくりとお金の時間の使い方を押さえておくと効果が伸びます。

小さく始めて、淡々と積み上げる。“時間をつくる力”は最強の生活術です。


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